続・今こそ命を守る政治を

掲載日:2020.12.07

  安倍内閣から菅内閣へと移り、「国民に説明をしない政治」はむしろますます悪化している印象です。感染者数過去最多の記録が更新されている今、なぜ情報公開と丁寧な国民への説明の最重要な場である国会を閉じるのでしょうか? やはりGOTOキャンペーンがコロナの拡大の火に油を注ぐ結果になったのではないか?必要な場所でのPCR検査数をもっと増やさなければ、自覚無しで感染を広げるリスクのある人を特定できないではないか?国民の皆さまの間に不安や疑問の声が広がっています。

  数字は深刻です。昨年同月比で8月のDV相談件数は60%も増加、10月の自殺者数は40%も増加してしまいました。企業倒産件数も解雇雇い止め件数も、そして児童虐待件数も増えています。まさに社会が壊れ始めているのです。他方で支援の手が必要な人に必ずしも届いていません。11月前半で休業支援金を受け取った方は1割弱、そして家賃支援金は3割弱といった有様です。そうした中で感染が広がり医療崩壊が秒読みの地域も出てきてしまいました。

  国会を閉じられた事はすべての国民にとって大きな痛手ではありますが、私たち野党は、そして私たじま要は引き続き、検査の拡充や医療機関の支援強化、そして何よりも経済弱者が命を犠牲にせざるを得ないような悲しい状況が1日も早くストップできるよう引き続き全力で任務に当たって参ります。年末から年始にかけて皆様お一人お一人もくれぐれもご自愛頂けますようようお願い申し上げます。

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