今こそ命を守る政治を
掲載日:2020.10.29
ようやく秋の臨時国会がスタートいたしました。楽観できないコロナの状況を踏まえ、私たち野党は、継続して国会を開き続ける必要性を春からずっと主張して参りましたが、この4カ月余り、国会を開こうとしなかった与党の責任は大変に重い。こんなことだから、対策のスピードや情報公開、そして国民への丁寧な説明など、コロナへの対応に関する日本政府への評価がアジアの中で最も低い部類であるわけです(台湾や中国、韓国そしてベトナムなどが高く評価されています)。
あまりにも遅きに失した国会の開会ですが、改めて国民の皆様により見える形で、コロナの現状やコロナに対する対策についての突っ込んだ議論を行い、国民の生命と財産を守る政治の責任を果たして参ります。とりわけ、悲しいことですが7月頃から特に10代20代の女性の自ら命を立つ事例が急増しています。アベノミクスの成果を喧伝してきた割には、母子家庭を中心とするひとり親家庭の貧困率は突出して高いままです。先進国では異常値とも言える残念な状況の今の日本で、経済弱者がコロナ下で命を犠牲にせざるおえないような状況が続くことをなんとしてもストップしなければなりません。
なお今回の国会で私は衆議院の科学技術イノベーション推進特別委員会の委員長も拝命いたしました。こちらも緊張感と強い問題意識を持ち職責を果たして参ります。
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