【かなめ日記】「農業の可能性」

掲載日:2012.03.02

先日、知り合いに頼まれて、何と私が東京で開催された農業関連シンポジウムで来賓あいさつをするという、実に珍しい機会を頂きました。そのシンポジウムは今年で8回目、今回は500名くらいが集まりました。聞けば、すでに輸出をしている農家が二割、これから希望している農家が4割、とにかく攻めの農業の方々が全国から結集した感がありました。

私は家庭菜園程度しかやったことはありませんが、親戚には農家もあり、また農業県千葉では農家の支援者も少なからずいます。TPPの問題で農業が話題を集めるよりも以前から、農業にはまだまだ無限の産業としての可能性があるという風に思ってきました。経済産業の政務官を務めたときにも、「クールジャパン」の凄さを再認識し、その中核的商品が農業・農作物。つまり農家が世界に売るものは、農作物を通じた「日本」という安心・高品質の価値だということも学びました。

若干、千葉県の和合の木内社長の請け売りの部分もありますが、農業の可能性というのは、裏を返せば、「経営」という面からは改善の余地が大きいという意味でもあります。熊本でITを徹底的に生かしてトレーサビリティを高め、いわゆる「見える化」による付加価値で輸出を伸ばしている専業農家、ハイテク会社の営業本部長からの脱サラによる宮崎の専業農家などが注目されるということ自体がそのことを物語っているものと思います。

いうまでもなく、千葉県は北海道や茨城県と並ぶ、農業県です。今後、千葉県の農業を強くしていくために、私も貢献できればと思います。キーワードは、アジアへの高付加価値輸出、ITによるトレーサビリティ・見える化、農商工観光連携、そしてクールジャパンです。と同時に、私の根底にある憧れのライフスタイル「晴耕雨読」とも重なります。「人間は、なるべく土に近い暮らし方をするのが一番だ」それが私の持論でもあります。

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