責任を果たす

掲載日:2017.10.30

 嵐のような総選挙から一週間が経ちました。今回は結果的には非常に厳しい逆風の選挙となってしまいましたが、皆様のお支えにより何とか6期目の議席をお預かりすることが出来ました。小選挙区敗北、そして深夜過ぎの比例復活という不本意な結果ではありましたが、私のライフワークである「原発の無い自然エネルギー社会の実現」を含め、これまでの国政活動を切れ目無く今後も続けて行けることを有り難く感じております。分かりにくい選挙であったにも関わらず、迷い無く、或いは迷われた中、これまで通り私たじま要をご信頼頂き、ご支持頂いた多くの有権者の皆様、そしてそれ以外の選択をされた全ての有権者に対して、しっかりと6期目の国会議員としての責任を果たして参ります。

 選挙戦は、意に反して、「なぜ希望の党から?」「小池さんは自民党と手を組むのでなないか?」と言ったことに有権者の関心が集まり、中々政策の訴えを行うことが出来ませんでした。誤解を十分に払拭できないままに選挙が終わってしまいましたが、これからも引き続き説明を尽くし、また党内での主体的な取り組みで、有権者の間に残る不安や不信感の払拭に努力を続けて参ります。この一週間で小池代表とは二度、懇談会でご一緒させて頂き、公認を受けた際の「政策協定」の内容が、安全保障も憲法改正も民進党の立ち位置と相矛盾するものでは無いということも確認をしました(協定の文言を確定させたのは、民進党の玄葉光一郎衆議院議員と政務会長の階猛衆議院議員ですので、それは最初から自明のことではあったのですが)。

 選挙戦中に私が申し上げていた通り、選挙の結果、希望の党の衆議院議員はその約8割が前民進党の衆議院議員となりました。小池代表が「右でも無く、左でも無く、フェアウェイど真ん中」と表現した通り、有権者にご信頼を頂ける政党に育てて行かなければなりません。非自民・非共産の大きな対立軸の塊を作り、真に政権交代の可能な日本の実現を目指して精進して参ります。そして、当面の重要なイベントの一つは、共同代表選挙です。そのための規約検討委員会が設置され、私は、主体的に関わるという思いのもと、この委員会の委員に手を挙げました。今後の党の行方や小池代表の関与のあり方、重要政策分野への党の立ち位置などを決定付ける共同代表の選出が成功裏に終わるよう、努力して参ります。皆様の変わらぬ叱咤激励を心よりお願いいたします。

たじま要

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