この間行われた総裁選とその後の人事で、今の政権与党は生まれ変わる気が全く無いことがはっきりしました。国民の生活がどうなろうと、利権金権の政治も、世襲お友達の政治も、そんたく隠ぺい改ざんの政治も、ひたすら自らの権力保持の目的のために、脈々と受け継がれていくことでしょう。もはやそのような権力に日本の未来を託すことはできません。ならば私たちが、私たじま要が、新しい日本の未来を切り開きます。どんな家庭、どんな境遇に生まれても、誰もが生涯を通じて穏やかに安心してそれぞれの幸せを実感できる日本を目指します。
まず第一に日本を何よりも人づくり最優先の国にします。教育や子育ての家庭負担を極力減らし、希望する誰もが無償で学び続けられる社会にするとともに、中長期的な少子化に歯止めをかけます。また、社会に出てからも望めば何度も学び直せる社会にします。第二に、人生後半の不安を減らし医療や介護の負担を極力軽くします。誰しも望んで医療にお金を使いたいとは思っていません。その分、例えばデンマークのように、今の暮らしを楽しむためにお金を回せる社会にします。第三に、そうした社会への財源を生み出す自然エネルギー社会を構築します。気候危機という人類共通の試練に真正面から向き合うことを起爆剤として、社会を変革します。これまで海外からエネルギー資源を輸入するために支払ってきた15兆円規模を毎年節約し、そのお金を地域に振り向け、雇用を作り、人づくりと人生後半の不安を減らすための安定財源とします。加えて、高収益の大企業や富裕層にも、もう少し能力に応じたご負担をいただき、社会の分配機能を強化し、今ほど大きな経済格差の無い、かつての日本のような社会に戻していきます。
今まで延々と続いてきたこの国の政治によって全く光が当たらず、理不尽な立場に置かれ続ける方々、経済的に苦しい立場の方々、社会の弱い立場の方々、不安定な非正規雇用で働く方々も母子家庭などで貧困生活の中にある方々も、希望する全ての人々が希望する十分な教育を受け、同じスタートラインに着き、不当な差別を受けず、誰もがそれぞれに幸せを実感でき、先進国にふさわしい所得とゆとりのある生活を獲得できる当たり前の社会を実現して参ります。私たち立憲民主党は、こうした境遇にある全ての方々に寄り添う政治を始めるために、「変えよう」をスローガンに掲げています。今度こそ変える勇気と覚悟を持ち、変える決断をしていただけるよう、私たじま要は、引き続き精一杯の訴えを全身全霊行って参ります。