【かなめ日記】党建て直しへ正念場

掲載日:2017.09.14

先日行われた民進党代表選挙で、私も応援した前原候補が新代表に選ばれました。一方の枝野候補は代表代行に就任し、挙党態勢が敷かれました。一丸となった党の建て直しはこれからが正念場です。しかし誠に残念ながら、その矢先、さらなる離党議員の動きが表面化しております。国民の皆さまには誠に申し訳なく、心からお詫びを申し上げます。ただ、こうした目の前の諸問題によって、目指すものを見失っては本末転倒であると考えます。政権与党だけが突出した力を持てば、それは民主主義を脅かすことになり、現に、特定秘密保護法や共謀罪などにより、権力による国民監視が強まり、国民による権力の監視が困難になっています。政権交代可能な二大政党制への政治の流れを確かなものにすることは、日本の未来のため、国民のため、絶対に必要です。

私たちが果たすべき使命は、将来不安への処方箋としてのあるべき社会のビジョンの提示、そして具体的政策と、それを一丸となって推し進める政党の一体感と発信力強化の実現です。安倍内閣の問題や不祥事を批判することだけに終始するのではなく、むしろ堂々と「私たちの目指す社会像」を国民の皆様にしっかりと訴え、そのための政党運営を心がけていきたいと考えます。そして、その目指す社会の一環として、私が長年取り組むエネルギー政策についても、引き続き党の議論をリードし、原発に依存しない「分散型の自然エネルギー社会」の一日も早い実現を目指して努力を続けます。前原代表への直言も厭わず、党再建、ひいては政権奪還のために必要なあらゆる行動をとることを通じて、我が国の未来を拓くための諸政策を実現することをお誓いいたします。

関連記事

記事はありません