蓮舫代表が代表辞任を発表しました。前日の野田幹事長の辞任によって、執行部としては組織としての区切りを付けた判断だと受け止めていましたので、翌日の代表辞任は全く予想していませんでした。トップリーダーを辞するという、蓮舫さんの孤独な決断を、まずは重く受け止めたいと思います。
記者会見を聴いていて、自身が党内に遠心力を作ってしまったこと、そして自身のリーダーとしての力量不足を謙虚に、素直に認めていたので、そのことは良かったと感じます。ご本人も永らく相当に悩んでいたのだろうと受け止めました。私の地元でも、残念なことではありましたが、それが多く寄せられていた声でもありました。「一議員に戻る」という自身の言葉を、蓮舫さんが今後有言実行して下さることを、切に願います。そして、同志として、一回りもふた回りも大きな政治家になられん事を期待し、エールを送りたいと思います。
党の厳しい状況は続きます。政権や首相が国民の信用を失いボロボロになっている時に、民進党がこのような状況に陥り、国民の皆様には誠に申し訳ない気持ちで一杯です。さりとて、奇策はありません。一日も早く新たなリーダーを選出し、安心感のある、期待感の持てる党のガバナンスを実現して行かねばなりません。どんな日本の国を目指すのか、それに根ざした具体的政策の柱を明確に打ち出し、地方組織と連動して国民運動を広げ、そして発信力と広報体制を強化します。そして、私も5期目の衆議院議員として、日本のために、国民のために引き続き身を粉にして頑張ってまいります。