【かなめ日記】誰も置き去りにしない社会

掲載日:2017.05.29

千葉市長選挙が終わりました。これからの4年間、熊谷市長を先頭に、海辺や里山や貝塚と、ワクワクする街づくりに大いに期待します。この選挙戦中、熊谷市長が強調したのは、「誰も置き去りにしない社会」の実現。私がブログで掲げている政治信条の第一は「最も困っている人、苦しんでいる人のために汗をかく」。想いは共通です。引き続き3期目の熊谷市長とも、あるべき社会の実現のため、市政と国政と立場は違え、それぞれの持ち場から具体的な取り組みを進めます。


親や家庭の事情で、乳児院で暮らしている乳児が日本には約3千人。家庭を知ることなく大人になっていくこうした子供達の存在をまず知ることです。昨年1年間、私が取り組んで成立にこぎ着けた「特別養子縁組法案」は、まさにこの現状を変える一歩です。早速、日本財団が私の熱意に応えてくれました。千葉市でこどもたちを応援する研修会を7月に開いてくれます(詳細)。この世に生を受けた全ての命が家庭の愛情の中で育まれる、当たり前の日本を広げるために、これからも頑張ります。


一強多弱の状況下で「権力の私物化」ともいうべき状況が進行している安倍政権は、かなり危険水域に入ってきた印象です。こうした、いわばやりたい放題の政治を放置すれば、税金の使われ方も歪められ、「誰も置き去りにしない社会」は遠ざかるばかりです。思えば8年前、熊谷市長の誕生も、千葉市政の「政治とカネ」が発端です。陰極まって陽に転ず。国政もまた、非連続の大きな変革のためには、徹底的な情報公開、徹底的にウミを出し切ることがまずは第一歩なのです。


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