【かなめ日記】夏祭りラッシュを終えて

掲載日:2014.08.27

毎年7月20日前後から始まる恒例の夏祭りラッシュが今年もほぼ終わりました。100箇所以上の会場で、少なくとも数千人規模の有権者の皆様にお会い、再会することができ、また政治、政策に関する貴重なご意見も沢山頂戴できました。心から感謝申し上げます。

地域の祭や盆踊りの会場を回る地元活動もこれで11年目となります。そんな恒例の活動ではありますが、今年改めて感じたことは、日本人の健康寿命の長さや、医療コストの抑制に、こうしたお祭りは相当程度に貢献しているのではないか、ということです。特に盆踊りは、ご高齢の方々が指導的な立場になれます。全身をテンポ良く動かし、若い人々に伝統文化を伝え、そして時には新しい踊りにも挑戦する。私でも身体がホカホカ、良く眠れます。日本が生んだ実に素晴らしい地域のイベントです。

また、祭会場では、かなり具体的な相談を有権者の皆様からお受けすることが多々あります。以下がその一部です。お読みいただくと、国政に関わるものは必ずしも多くはありません。ただ、有権者の皆さんには、そこの区別は必ずしも分かりやすいものではないので、まずは私の方であらゆるご相談をお受けして、それを仲間の県議、市議さんらと協力、手分けをして、問題解決を試みることにしております。

【内容】少年野球で使用するグラウンドの駐車場の駐車料が高く困る。
【内容】消防団の消防車が出動する際の道路が遠回りになり、消防車が迅速に出動できない。
【内容】娘が介護職員をしている。入所している高齢者がウイルスに感染している虞があり、介護職員は世話をする際に感染する危険 があるが、予防接種は自費で行わなければならない。予防接種は高額であるため補助がほしい。
【内容】自宅近くに川を渡る橋がほしい。
【内容】生ごみリサイクルのシステムを確立してほしい。堆肥にして回収する制度。
【内容】団地内で外国人が増え、コミュニケーション等のトラブルが多発している。
【内容】祭り会場付近の交差点の信号の表示が悪く、右折の際に事故の恐れがある。
【内容】市営住宅における夜間の飛行機の防音を改善してほしい。
【内容】家庭の経済負担は同等でありながら、私立の保育園の設備と比較して公立は見劣りし、かつ不衛生。

初当選の頃には、「祭なんかに来てないで、もっと政策の勉強をしろ」と、こんなお叱りも間々頂きました。しかし、こうして長年続けて見て思うことは、やはり有権者にお一人でも多く接することこそが、まさに「血の通った」政治、政策に繋がるのだということです。先日、ある有権者からFacebookで頂いたご意見が、心に残りました。

お疲れ様です。
お忙しいでしょうが (お祭で)顔を見せて頂けると嬉しいです。置き去りにされていない感が安心なんですかね。(^^)

関連記事

記事はありません