【現地本部長日記】「県民の声」

掲載日:2011.06.15

3月17日に開設した問い合わせ窓口への福島県民のお問い合わせの概要は以下の通りです。

・累積総数は約1.7万件。うち、中通り地方からの問い合わせが約8割。また女性からの問い合わせが約6割となっています。

ちなみに、中通り地方の人口は福島県の約6割。また浜通り地方はかなり住民が中通り地方へも避難をしているので、このような結果だと思います。また、女性からの問い合わせが多いことも、子供の被曝が一番の懸念事項であることからも納得がいきます。

・問い合わせ内容については、測定値について(測定地点追加希望、測定器貸出し・配布要望など)が約32%、健康への影響について(内部被曝の測定希望、ストロンチウムの影響など)が約38%、家庭などでの対応方法などについて(野菜摂取の可否、屋内外での除染方法など)が約32%となっております。(それぞれ重複があるため、合計は100%にならない。)

この結果についても、もっともなものであり、私も先日の記者会見でも「人の安心と場所の安心とに焦点を当てて、県民の不安を減らしていきたい」旨、述べさせて頂きました。今後も住民の皆さんの声を大切にして、優先順位の高い施策から順次実施をしてまいります。

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